■ ID
| 1293 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 埼玉県下の荒川低地における地下水利用と地盤沈下の特徴
|
■ 著者
| 愛知正温
東京大学 滝沢智
東京大学 八戸昭一
埼玉県環境科学国際センター
|
■ 出版元
| (社)日本地下水学会 |
■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本地下水学会2010年秋季講演会、平成22年11月11日 |
■ 抄録・要旨
| 本発表では、首都圏近郊の農業用地下水利用にともなう地盤沈下の実態を把握するため、既存データの収集と再整理およびそれに基づく予察的な数値解析を行った結果について報告した。その結果、当該地域の特徴として地下水利用は農業用地下水利用が全地下水揚水量の大半を占めており、また、揚水対象となっている帯水層の深度は50m以浅が主であり、6月〜9月の農繁期にきわめて多いことが分かった。地下水ポテンシャルの季節変動および地盤沈下も、この地下水利用対象深度において主に発生していることが分かった。この結果に基づき、予察的な数値解析を行った結果、本地域の地盤沈下挙動は修正Cam-clayモデルを用いた地下水流動・地盤変形連成解析によって、よく再現されうることが分かった。また、泥質層の透水性が地盤沈下挙動に大きく影響を与えることが分かった。
|
■ キーワード
| |
■ リンク先URL
| |